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令和6年度(第35回)
研究助成・事業助成・ボランティア活動助成
採択者一覧
公益財団法人フランスベッド・ホームケア財団が2月14日~4月14日まで募集していた令和6年度(第35回)の助成事業への応募には、全国から82件の応募がありました。今年度も研究・事業・ボランティア活動に対しての助成が行われます。応募内容は、いずれも意欲的な提案が多く選考委員会(5月18日)で厳正な審査の結果、以下の42件(研究27件、事業9件、ボランティア活動6件)、総額11,990,000円の助成が決定しました。
研究助成
①地域包括ケア・訪問看護・在宅介護支援の拡大、およびこれらの質の向上に関する研究(9件)
助成 カテゴリー |
所属施設名 ・団体名 |
部署名 | 役職名・職名 | 氏 名 | テーマ | ||
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1 | 研究 | ① | 旭川医大 | 腎泌尿器外科 | 講師 | 和田 直樹 | 自己導尿や膀胱留置カテーテルの教育動画による在宅介護者の意識向上に関する検討 |
2 | 研究 | ① | 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 | 疫学・衛生学分野 | 博士課程 | 萩山 明和 | 地域在住高齢者におけるフレイルと要介護認定発生の長期的な関連性:岡山市健康診査データを用いた10年間のコホート研究 |
3 | 研究 | ① | 広島大学大学院 | 人間社会科学研究科 | 人間総合科学プログラム・博士課程後期学生1年次 | 中尾 治子 | 在宅介護の破綻を防ぐための効果的な専門職者と在宅介護者の教育モデルの研究 |
4 | 研究 | ① | 埼玉医科大学病院 | 中央検査部 | 臨床検査技師 | 野村 和弘 | 誰もが使用可能な心音図検査装置とAIによる遠隔評価―心不全患者の早期診断への有用性の検証― |
5 | 研究 | ① | 公益社団 京都保健会 京都民医連中央病院 |
看護部 | 副看護部長 | 長谷川 美智子 | 急性期病院における高齢患者のせん妄・認知症ケアへの住民ボランティア参画のケアプログラム開発と評価 |
6 | 研究 | ① | 福井大学大学院 | 医学系研究科修士課程 看護学専攻 |
大学院生 | 丹羽 昭乃 | 地域在住高齢者における嗅覚低下による嚥下関連筋への影響 |
7 | 研究 | ① | 一般社団法人松戸市医師会 | 松戸市在宅医療・介護連携支援センター | 保健師 | 上原 たみ子 | 生命の危機につながる状況下で援助要請をしない精神障害者の在宅生活の継続を目指す医師と看護職のコンピテンシー |
8 | 研究 | ① | 香川県立保健医療大学 看護学科在宅看護学 |
保健医療学部看護学科 在宅看護学 |
助教 | 諏訪 亜季子 | 在宅で暮らす重症心身障害児(者)と看取り期の高齢者家族等の多重介護を担う多重介護ケアラー家族まるごと支援モデルの検討 |
9 | 研究 | ① | 筑波大学大学院 | 人間総合科学学術院 人間総合科学研究群看護科学学位プログラム | 大学院生 博士後期課程 |
平栗 智美 | アシステッド腹膜透析における訪問看護師の看護実践に関する質的研究 |
②病院から在宅療養への連携(病診連携、病院薬剤師と薬局薬剤師との連携、病院看護師と訪問看護師との連携及び訪問看護師同士の連携)に関する研究、在宅医療・看護・介護(ケアラーも含む)に関する研究(4件)
助成 カテゴリー |
所属施設名 ・団体名 |
部署名 | 役職名・職名 | 氏 名 | テーマ | ||
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10 | 研究 | ② | 聖隷クリストファー大学大学院 | リハビリテーション科学研究科 | 博士後期課程生 | 亀山 裕斗 | 地域在住脳卒中患者の死亡に関連する因子の研究-サルコペニアに着目して- |
11 | 研究 | ② | 令和リハビリテーション病院 | リハビリテーション科 | 理学療法士 | 伯川 聡志 | 回復期リハビリテーション病院から退院した患者の在宅転倒リスク要因の解明 |
12 | 研究 | ② | 国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター |
リハビリテーション科部 | 理学療法士 | 岩瀨 拓 | 訪問による認知症リハビリテーションの効果に関する予備的検証 |
13 | 研究 | ② | 三重大学大学院医学系研究科 | リハビリテーション医学 | 理学療法士 | 牛田 健太 | 科学的介護情報システム(LIFE)データを用いた機械学習による要介護者の臥床時間と食事摂取量および便秘との関連性の調査 |
③リハビリテーション活動や機器に関する研究(12件)
助成 カテゴリー |
所属施設名 ・団体名 |
部署名 | 役職名・職名 | 氏 名 | テーマ | ||
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14 | 研究 | ③ | 済生会山形済生病院 | リハビリテーション部 | 理学療法士 | 鈴木 皓大 | ESPEN/EASO定義のサルコペニア肥満に対するリハビリテーション介入の概要:スコーピングレビュー |
15 | 研究 | ③ | 愛知県三河青い鳥医療療育センター | 三次元動作解析室 | 動作解析専任研究員 理学療法士 | 伊藤 忠 | 脳性麻痺児における歩行神経筋電気刺激装置L300Goを使用した歩行機能改善の効果検証 |
16 | 研究 | ③ | 杏林大学医学部付属病院 | リハビリテーション室 | 作業療法士 | 池田 光代 | 脳卒中後のプッシャー症状に対する腹臥位療法の効果(ランダム化比較試験) |
17 | 研究 | ③ | 社会医療法人 三車会 貴志川リハビリテーション病院 | リハビリテーション部 | 科長 | 田津原 佑介 | 脳卒中患者の短下肢装具装着における効果的な自助具の検証 |
18 | 研究 | ③ | 道ノ尾みやた整形外科 | リハビリテーション科 | 科長・理学療法士 | 石井 瞬 | 地域在住高齢者に対する超音波エコーを用いた正確かつ簡便なサルコペニア評価の確立 |
19 | 研究 | ③ | 自治医科大学附属さいたま医療センター | リハビリテーション部 | 理学療法士 | 会田 慶太 | 超音波による筋輝度が心不全患者の経過と予後を反映するかの検証 (在宅応用に向けて) |
20 | 研究 | ③ | 筑波大学 | システム情報系 | 助教 | 鈴木 康裕 | 児童を対象とした漫画(教育的資料)の配布におる介入効果の検討 |
21 | 研究 | ③ | 新潟万代病院 | リハビリテーション科 | 主任・理学療法士 | 本間 大介 | 筋の硬さは筋の質に関連するのか -健康寿命の延伸を目指した効果的な在宅ケア方法の考案にむけて- |
22 | 研究 | ③ | 神奈川県総合リハビリテーションセンター神奈川リハビリテーション病院 | リハビリテーション部理学療法科 | 主査 | 森田 智之 | 車椅子前輪ユニットを活用した車椅子利用者の活動量向上に向けての取り組み |
23 | 研究 | ③ | 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター | 健康長寿支援ロボットセンター 健康長寿テクノロジー応用研究室 | 研究員 | 霜鳥 大希 | 在宅医療・介護におけるGPSとバイタル情報を用いたlife-space評価の有用性の検証 |
24 | 研究 | ③ | 湘南医療大学 | 保険医療学研究科 修士課程 |
理学療法士 | 楠田 菜緒子 | ALS 在宅療養者の身体的苦痛に対する熟達化したケアの構成要素に関する研究 |
25 | 研究 | ③ | 札幌医科大学 | 保健医療学部理学療法学科理学療法学第一講座 | 研究員(理学療法士) | 佐藤 優衣 | 在宅および施設入所中の成人脳性麻痺者における骨折リスクと予防に関する調査研究 |
④難病や終末期及び精神障害の在宅医療・看護・介護の支援強化に関する研究 採択なし
⑤福祉用具の開発及び活用・効果・安全管理に関する研究(1件)
助成 カテゴリー |
所属施設名 ・団体名 |
部署名 | 役職名・職名 | 氏 名 | テーマ | ||
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26 | 研究 | ⑤ | 株式会社ケアーズ | 坂町ミモザの家 | 管理者 | 吉住 真紀子 | 看護小規模多機能型居宅介護における移乗用リフトの導入・活用に関する研究 |
⑥その他(医療行為の安全、海外のホームケア、災害後のケア(1件)
助成 カテゴリー |
所属施設名 ・団体名 |
部署名 | 役職名・職名 | 氏 名 | テーマ | ||
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27 | 研究 | ⑥ | 公立大学法人横浜市立大学附属病院 | 看護部患者サポートセンター | 摂食嚥下障害看護認定看護師 | 富井 ルミ | 特定行為看護師による胃ろうカテーテル交換の安全性の検証に関する前向き観察研究 |
事業助成(9件)
①在宅療養者への医療・看護・介護サービス実施事業 採択なし
②疾病や生活機能障害を持つ人(例:高齢者や障がい者(児)等)の在宅ケア推進関連事業(4件)
助成 カテゴリー |
所属施設名 ・団体名 |
部署名 | 役職名・職名 | 氏 名 | テーマ | ||
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28 | 事業 | ② | 医療法人 杏和会 阪南病院ケアサポートセンター杏 | 阪南病院ケアサポートセンター杏 | 管理者 | 上野 秀香 | 地域包括ケアシステム推進のため、地域住民と医療介護福祉に関わる多職種等が、共に地域の強みを見つけ出し、地域特性に合った活動へ繋げる |
29 | 事業 | ② | ゆめかすてらプロジェクト | ゆめかすてらプロジェクト | 代表 | 三串 伸哉 | 第5回長崎嚥下食デザートコンテスト |
30 | 事業 | ② | 一般社団法人STADT | 地域総合クラブらいおんCLUB | 理事 | 谷口 慶太 | 発達障がい児とその家族への合理的配慮の社会実装 |
31 | 事業 | ② | 特定非営利活動法人tomoniなごや | 事務局 | 事務局長 | 長倉 美由紀 | 医療従事者によるがん患者・家族への無料相談を通した療養生活・QOLの向上、及び在宅ケアの質の向上に向けた医療従事者や地域住民への啓発・研修 |
③認知症、難病、終末期、精神障害、被虐待、ケアラー等の在宅医療・看護・介護支援強化に関する事業(5件)
助成 カテゴリー |
所属施設名 ・団体名 |
部署名 | 役職名・職名 | 氏 名 | テーマ | ||
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32 | 事業 | ③ | フェアウィズ訪問看護ステーション | 訪問看護部 | 管理者 | 坂本 翔太 | 医療・介護・サービスと利用者をつなぐアプリケーションの開発 |
33 | 事業 | ③ | 一般社団法人スぺサポ | 管理部 | 代表理事 | 鈴木 啓吾 | 在宅療養生活を送る医療的ケア児とその家族に対する支援普及啓発のための4コマ漫画シリーズ制作 |
34 | 事業 | ③ | 空知グループスーパービジョン研究会 | 事務局 | 会計 | 黒澤 梢 | グループスーパービジョンを用いた対人援助職の資質向上と地域ネットワークの構築により、支援対象者が在宅で暮らし続けられる地域づくり |
35 | 事業 | ③ | 木本地区社会福祉協議会 | 単位自治会 | 会長 | 沖田 正俊 | 地域の支え合いシステム構築のための認知症等支援ボランティア育成事業 |
36 | 事業 | ③ | 柏ビレジ自治会 | 自治会役員 | 副会長 | 森田 幸次 | 「人生100年住み慣れた“我が家”で最期まで暮らしたい」を 目標に住民向け講習会の展開 |
ボランティア活動助成(6件)
助成 カテゴリー |
所属施設名 ・団体名 |
部署名 | 役職名・職名 | 氏 名 | テーマ | |
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37 | ボランティア | 東京車いすカーリングクラブ | 代表 | 有野 正樹 | オリパラ男女共生カーリング大会の開催 | |
38 | ボランティア | 滋賀医科大学 | 医学部看護学科 | 教授 | 河村 奈美子 | 「ここちよい」をみつける段ボールハウスをつくろう! |
39 | ボランティア | 特定非営利活動法人いのちとこころ | 乳がんサロン | 代表理事 | 出口 明子 | 乳がん患者支援サロン |
40 | ボランティア | 傾聴ボランティア「とよあけ」 | 傾聴ボランティア「とよあけ」 | 代表 | 小菅 もと子 | 地域の古民家カフェで行う、在宅ケアを受けている高齢者などの グリーフケア事業 |
41 | ボランティア | SONG STORY | 代表 | 森下 美奈子 | 医療ケア児(者)に本物の音楽(うた)を届ける活動 | |
42 | ボランティア | 任意団体 「シニア・ハマ・カレッジ」運営委員会 | 運営委員会 | 代表 | 中村 好江 | 超高齢社会の「高齢者の居場所と出番‐ 高齢者相互支援社会創り」 |