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令和7年度(第36回)
研究助成・事業助成・ボランティア活動助成
採択者一覧
公益財団法人フランスベッド・ホームケア財団が、令和7年度(第36回)の助成事業として、2月13日~4月11日まで募集を行ったところ、全国から100件の応募がありました。
今年度も、研究・事業・ボランティア活動に対する助成が行われます。
応募内容はいずれも意欲的な提案が多く、選考委員会(5月15日開催)による厳正な審査の結果、以下の50件に対して、総額12,210,000円の助成が決定しました。
(内訳:研究 79件中 33件、事業 12件中 8件、ボランティア活動 9件中 9件)
研究助成(33件)
①地域包括ケアに関する研究、在宅医療・訪問看護・在宅介護(ケアラーや施設入所者のケアも含む)の推進、およびこれらの質の向上に関する研究(14件)
助成 カテゴリー |
所属施設名 ・団体名 |
部署名 | 役職名・職名 | 氏 名 | テーマ | ||
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1 | 研究 | 1 | 目黒ケイホーム クリニック |
診療部 | 院長 | 安藤 克利 | 在宅患者におけるクランベリー加工食品による尿路感染予防効果の検証 |
2 | 研究 | 1 | テキックス株式会社 | ななーる訪問看護デベロップメントセンター | センター長・研究員/訪問看護師 | 石川 武雅 | 訪問看護師の判断支援を目的とした心不全対応AI相談システムの開発と評価 |
3 | 研究 | 1 | 慶應義塾大学 | 医学部精神・神経科学教室 | 特任講師 | 田島 美幸 | 認知症の家族介護者の介護ストレスに対するオンライン認知行動療法の実施可能性と安全性の検証 |
4 | 研究 | 1 | 福井大学学術研究院医学系部門 | 看護学領域 | 助教 | 岡本 智子 | デイサービスを利用する高齢者のサルコペニアおよびスキンフレイルの実態と関連要因の解明 |
5 | 研究 | 1 | 広島大学大学院 | 人間社会科学研究科 | 特任助教 | 瀧 慎伍 | 介護予防の新機軸:装着型介護ロボットによる高齢者支援の可能性 |
6 | 研究 | 1 | 東京都健康長寿 医療センター研究所 |
高齢者健康増進事業支援室 | 研究員 | CHEN JOU YIN | 地域在住高齢者における睡眠の質と入浴習慣の関連:入浴時間帯の最適化に向けた検討 |
7 | 研究 | 1 | 山梨県立大学 | 人間福祉学部 | 准教授 | 前川 有希子 | 認知症の人の尊厳を守る「Twiddle Muff(認知症マフ)」に関する研究 |
8 | 研究 | 1 | 国立大学法人筑波大学 | 人間総合科学学術院リハビリテーション科学学位プログラム | 博士前期課程2年 | 中平 有 | 脳性麻痺者の健康関心度と健康関連行動の実態と、その生起プロセスと社会参加との関連 |
9 | 研究 | 1 | 国立大学法人 琉球大学大学院 |
保健学研究科博士後期課程 | 大学院生 | 玉那覇 迅 | 地域の高齢運転者に対する簡易的運転適性評価ツールの作成 |
10 | 研究 | 1 | 広島大学大学院 医系科学研究科 |
博士課程後期 | 理学療法士(大学院生) | 尾上 仁志 | 高齢者睡眠障害の個別最適化戦略 -身体機能と生活範囲の関連性を探る- |
11 | 研究 | 1 | 浜松医科大学大学院 | 医学系研究科看護学専攻 | 博士後期課程 | 瀧上 恵吾 | 介護老人保健施設における在宅復帰の関連要因の分析 -アドバンス・ケア・プランニングの実現と在宅ケアの向上に向けたリアルワールドデータの統合分析- |
12 | 研究 | 1 | 福井大学大学院 | 医学系研究科修士課程老年看護学専攻 | 大学院生 | 近藤 未菜 | 高齢者における体圧分散マットレス使用時のMicroclimateの経時的変化と皮膚生理機能への影響 |
13 | 研究 | 1 | 札幌市立大学大学院 | 看護学研究科 | 博士前期課程 | 榎波 幾美 | 創傷管理関連の特定行為実施の実態と影響要因 |
14 | 研究 | 1 | 神戸大学 大学院 | 人間発達環境学研究科 | 大学院生 | 吉良 美緯 | カニューレホルダーの実態調査と肌触りに関する研究 |
②病院から在宅療養への連携に関する研究(5件)
助成 カテゴリー |
所属施設名 ・団体名 |
部署名 | 役職名・職名 | 氏 名 | テーマ | ||
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15 | 研究 | 2 | 東京湾岸リハビリテーション病院 | リハビリテーション部理学療法科 | 科長・理学療法士 | 井上 靖悟 | ビッグデータを活用した機械学習による脳卒中患者の転倒予測:在宅復帰を見据えた新たな転倒予防戦略の検討 |
16 | 研究 | 2 | 奈良県 総合医療センター |
小児科 | 医長 | 北野 泰斗 | 小児急性疾患罹患時における保護者の在宅ケア負担度の定量的評価 |
17 | 研究 | 2 | 熊本高等専門学校 | 制御情報システム工学科 | 教授 | 柴里 弘毅 | 在宅ケア従事者のプライバシーに配慮したシルエット型見守りシステムの開発 |
18 | 研究 | 2 | 大阪医科薬科大学 大学院 |
看護学研究科 | 博士後期課程 | 山本 裕子 | 地域で暮らす慢性心不全患者の個別性に応じたIoT活用セルフケア支援の有効性検証 |
19 | 研究 | 2 | 新潟医療福祉大学 | リハビリテーション学部理学療法学科・運動機能医科学研究所 | 助教・研究員 | 小林 壮太 | 入院患者の臥位時間を削減させる環境的アプローチの開発 |
③リハビリテーション活動や機器に関する研究(8件)
助成 カテゴリー |
所属施設名 ・団体名 |
部署名 | 役職名・職名 | 氏 名 | テーマ | ||
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20 | 研究 | 3 | 東京科学大学病院 | リハビリテーション部 | 技師長・ 理学療法士 |
岡安 健 | 脳性麻痺児における歩行神経筋電気刺激装置L300Goによる歩行機能支援効果の検証 |
21 | 研究 | 3 | 兵庫医科大学病院 | リハビリテーション技術部 | 一般職・ 言語聴覚士 |
大島 友貴 | 呼吸筋力から嚥下障害は予測できるか?―最大呼気圧および最大吸気圧と嚥下障害の重症度との関連について― |
22 | 研究 | 3 | 社会医療法人 雪の聖母会 |
地域共生センター | 理学療法士 | 原野 達也 | 通いの場に参加する地域在住高齢者のモバイル端末所持と身体機能・フレイルの関係性 |
23 | 研究 | 3 | 読売クリニック | リハビリテーション科 | 理学療法士 | 吉田 亮太 | 慢性頚部痛患者に対するバーチャルリアリティを用いたエクササイズ の効果―頚部痛に対する効果的な在宅ケアの確立を目指して― |
24 | 研究 | 3 | 筑波大学医学医療系 | 整形外科 | 助教 | 相馬 裕一郎 | 人工股関節全置換術患者の術後早期の歩行安定性能力と歩行動作解析に関する研究 |
25 | 研究 | 3 | 文京学院大学 | 保健医療技術学部理学療法学科 | 助教 | 五十嵐 達也 | マーカーレス動作分析を用いた地域在住脳卒中患者の前庭機能低下と転倒リスクの高精度かつ簡便な予測システムの開発 |
26 | 研究 | 3 | 和歌山県立医科大学 | 整形外科学講座 | 大学院 整形外科学講座 | 有田 智氏 | e-foot® を用いた高齢者の歩行補助効果の検証 |
27 | 研究 | 3 | 畿央大学大学院 | 健康科学研究科 | 博士後期課程 大学院生 |
池本 大輝 | 国際リハビリテーション医学会によるサルコペニア診断基準における歩行自立度別の基準値の作成 |
④難病や終末期及び精神障害の在宅医療・看護・介護の支援強化に関する研究(3件)
助成 カテゴリー |
所属施設名 ・団体名 |
部署名 | 役職名・職名 | 氏 名 | テーマ | ||
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28 | 研究 | 4 | 国立精神・神経医療 研究センター病院 |
身体リハビリテーション部 | 医師 | 宮崎 裕大 | 深層学習を用いた動作解析による神経・筋疾患患者の安価で汎用性の高いコンピュータ操作アプリケーションの開発 |
29 | 研究 | 4 | 下関市立大学 | 看護学部 | 助教 | 松村 友紀子 | 難病患者の孤立・支援ギャップ地域の抽出と GISを活用した保健師向けフィールドワーク支援ツールの開発 |
30 | 研究 | 4 | 東京都立大学 大学院 | 人間健康科学研究科 看護科学域 地域精神看護学分野 博士前期課程2年 | 大学院生 | 半沢 亮太 | 東京都における外国にルーツを持つ精神科訪問看護の利用者及び精神科訪問看護師のケア内容の実態調査 |
⑤福祉用具の開発及び活用・効果・安全管理に関する研究(3件)
助成 カテゴリー |
所属施設名 ・団体名 |
部署名 | 役職名・職名 | 氏 名 | テーマ | ||
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31 | 研究 | 5 | NPO法人ノーサイド | あかりバンク事業 | 事務局長 | 西谷 美智子 | 医療的ケア児者の夜間介護のための照明について |
32 | 研究 | 5 | 国際医療福祉大学 大学院 |
医療福祉学研究科 保健医療学専攻 福祉支援工学分野 | 博士課程学生 | 八巻 睦子 | 在宅介護における「見守り支援機器」導入の課題に関する研究 |
33 | 研究 | 5 | 広島大学 | 大学院人間社会科学研究科 | 特任助教 | 小野 晃路 | ウォーキングポールが導く健康寿命の延伸 |
事業助成(8件)
①在宅療養者への医療・看護・介護サービス実施事業(1件)
助成 カテゴリー |
所属施設名 ・団体名 |
部署名 | 役職名・職名 | 氏 名 | テーマ | ||
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1 | 事業 | 1 | Fihankra Health | 本部 | 代表 | 片平 雅大 | アフリカの無医村の訪問診療における遠隔診療と薬箱の活用 |
②疾病や生活機能障害を持つ人の在宅ケア推進関連事業(7件)
助成 カテゴリー |
所属施設名 ・団体名 |
部署名 | 役職名・職名 | 氏 名 | テーマ | ||
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2 | 事業 | 2 | NPO法人UBUNTU | 法人本部 | 理事 | 菅谷 拓斗 | 重度の障害のある子どもたちのためのアクティビティサポート事業 |
3 | 事業 | 2 | 認定特定非営利活動法人たすけあいの会 ふれあいネットまつど |
法人本部 | 事務局長 | 細嶋 千広 | 地域の誰もがふらっと寄れる地域の憩いの場を目指してーふれあいの居場所 みんなんち 活動 |
4 | 事業 | 2 | 合同会社SmileLife | リハビリテーション部 | 理学療法士 | 中村 大輔 | 脳卒中装具ユーザーを支える地域ネットワーク事業ー研修交流会からつながる療法士を中心とした地域を支えるネットワークの構築ー |
5 | 事業 | 2 | 一般社団法人ICTリハビリテーション研究会 | 本部 | 代表理事 | 林 園子 | 在宅ケアに役立つ 3D プリント自助具の事例収集とオープンデータ化 |
6 | 事業 | 2 | 国際医療福祉大学 市川病院 |
リハビリテーション科 | 作業療法士 | 曽根原 優輝 | 在宅で生活する脳卒中患者の「幸福長寿」を目指した生活支援・リハビリテーションパンフレットの作成・配布 |
7 | 事業 | 2 | 神奈川工科大学 | 地域連携・ 貢献センター |
地域連携・貢献 センター長 |
小川 喜道 | 医療的ケア児のための災害時停電に伴う電源確保について-在宅生活を送る医療的ケア児とその家族の災害対策- |
8 | 事業 | 2 | 昭和医科大学 | 歯学部口腔衛生学講座 | 准教授 | 渡邊 賢礼 | 摂食嚥下障害のある方およびそのご家族へ外食の機会を作る取り組み -Inclusive Table- |
③認知症、難病、終末期、精神障害、被虐待、ケアラー等の在宅医療・看護・介護支援強化に関する事業 該当なし
ボランティア活動助成(9件)
助成 カテゴリー |
所属施設名 ・団体名 |
部署名 | 役職名・職名 | 氏 名 | テーマ | |
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1 | ボランティア | 特定非営利活動法人LOVE EAST | 理事 | 理事 | 三浦 灯 | 令和6年能登半島における地震・大雨被害に関わる支援活動 |
2 | ボランティア | 特定非営利活動法人凸凹ライフデザイン | 総務 | 理事長 | 相良 真央 | 発達障害当事者による障害理解促進啓発冊子の作成 |
3 | ボランティア | 一般社団法人 UMEプロジェクト | 事務局 | 代表理事 | 髙橋 真理子 | 「つながり」を楽しみ、元気人口を増やそうプロジェクト |
4 | ボランティア | YAMABIKO | 音楽 | 団体長 | 小林 蘭 | 高齢者と歌を歌うことで、心と身体を元気に |
5 | ボランティア | 在宅ホスピスボランティアさくら | ボランティアさくら | 代表 | 岡田 美佐子 | 在宅療養のケアを受けられた方を看取られたご家族同士が共有の思いを語り合う場を提供するボランティア |
6 | ボランティア | 肥厚爪ボランティア チーム |
ボランティアチーム | 会長 | 宮本 典子 | デイサービスでの足爪ケア(肥厚爪)ボランティア |
7 | ボランティア | だいこんの花 | 事務局 | お世話役 | 岡村 康子 | 高齢者の健康増進と筋力低下予防・心身安定の場を設ける |
8 | ボランティア | そらとわすくーる | そらとわすくーる | 管理者 | 吉原 純代 | 重症心身障害児の運動会 |
9 | ボランティア | 医療法人財団利定会 | 看護小規模多機能型居宅介護 藤の華 | 管理者 | 柚木 祐子 | 年齢を重ねても生きがいを持ち安心して生活できる地域の構築 |